性感染症の種類

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  • 性感染症(STD)は、

    発症までの間も注意が必要です。

    性感染症は種類によって潜伏期間があるため、感染から症状が出るまでに時間がかかる場合があります。

    早期に治療しないと重い後遺症が残る事があるため、感染が思い当たる機会がありましたら、早急に検査を受けるようにお願いいたします。

STD Types

性感染症の種類

クラミジア
  1. 主な症状:
    男性: 尿道からの膿、排尿時の痛み、咽頭痛
    女性: 異常な膣分泌物、排尿時の痛み、腹部痛、咽頭痛
  2. 予防方法:Doxy-PEP / コンドームの使用
  3. 検査方法:膣分泌物、尿、咽頭拭い検体のPCR検査
  4. 治療方法:抗生物質(アジスロマイシンやドキシサイクリン)
淋菌
  1. 主な症状:
    男性: 尿道からの膿、排尿時の激しい痛み、咽頭痛
    女性: 異常な膣分泌物、排尿時の痛み、腹部痛、咽頭痛
  2. 予防方法:Doxy-PEP / コンドームの使用
  3. 検査方法:膣分泌物、尿、咽頭拭い検体のPCR検査
  4. 治療方法:抗生物質(セフトリアキソン)
カンジダ
  1. 主な症状:悪臭のある膣分泌物、膣の痒み、白色固形-クリーム状のおりもの
  2. 予防方法:体の免疫力を落とさない、洗いすぎない、通気性を保つ、抗生物質の適正使用、コンドームの使用(性感染症ではありませんが、性行為は膣内環境が変化するきっかけになります。)
  3. 検査方法:膣分泌物のPCR検査
  4. 治療方法:抗真菌薬(内服薬、膣錠、外用薬)
トリコモナス
  1. 主な症状:
    男性: 尿道炎、軽い排尿時の不快感
    女性:膣炎、悪臭のある黄緑色の分泌物
  2. 予防方法:コンドームの使用
  3. 検査方法:膣分泌物、尿検体のPCR検査
  4. 治療方法:抗原虫薬(メトロニダゾール)
細菌性膣症
  1. 主な症状:悪臭のある膣分泌物、膣の痒み
  2. 予防方法:体の免疫力を落とさない、洗いすぎない、通気性を保つ、コンドームの使用(性感染症ではありませんが、性行為は膣内環境が変化するきっかけになります。)
  3. 検査方法:膣分泌物のPCR検査
  4. 治療方法:抗生物質(メトロニダゾール、クリンダマイシン)
HIV/エイズ
  1. 主な症状:体重減少、発熱、リンパ節の腫れ、後期には免疫不全による感染症
  2. 予防方法:コンドームの使用、PrEP(プレップ)薬
  3. 検査方法:血液検査
  4. 治療方法:抗レトロウイルス療法(ART)
梅毒
  1. 主な症状:性器、肛門、口内に硬い潰瘍(初期)、全身発疹(第二期)
  2. 予防方法:Doxy-PEP / コンドームの使用
  3. 検査方法:血液検査
  4. 治療方法:筋肉注射、内服
性器ヘルペス
  1. 主な症状:性器や肛門周辺に痛みを伴う水疱や潰瘍
  2. 予防方法:コンドームの使用、抗ウイルス薬の抑制療法(予防用に使用)
  3. 検査方法:ウイルス培養、PCR検査、血液検査、視覚診断
  4. 治療方法:抗ウイルス薬(アシクロビル)
尖圭コンジローマ
  1. 主な症状:性器や肛門周辺に疣贅(いぼ)
  2. 予防方法:コンドームの使用、HPVワクチン
  3. 検査方法:視覚診断、組織検査
  4. 治療方法:外用薬、疣贅の物理的除去(冷凍療法、外科的切除)
マイコプラズマ
ジェニタリウム
  1. 主な症状:
    男性:尿道からの膿、排尿時の痛み、咽頭痛
    女性:異常な膣分泌物、排尿時の痛み、腹部痛、咽頭痛
  2. 予防方法:コンドームの使用
  3. 検査方法:膣分泌物、尿、咽頭拭い検体のPCR検査
  4. 治療方法:抗生物質(ドキシサイクリン、シタフロキサシン、モキシフロキサシンなど)
マイコプラズマホミニス
ウレアプラズマ
  1. 主な症状:
    男性:尿道からの膿、排尿時の痛み、咽頭痛
    女性:異常な膣分泌物、排尿時の痛み、腹部痛、咽頭痛
  2. 予防方法:感染者との接触を避ける、コンドームの使用
  3. 検査方法:膣分泌物、尿、咽頭拭い検体のPCR検査
  4. 治療方法:抗生物質(ドキシサイクリン、アジスロマイシン)
B型肝炎
  1. 主な症状:発熱、関節痛、黄疸、疲労感
  2. 予防方法:B型肝炎ワクチン、コンドームの使用
  3. 検査方法:血液検査(HBs抗原)
  4. 治療方法:抗ウイルス薬
C型肝炎
  1. 主な症状:初期は無症状、慢性化で肝硬変や肝癌
  2. 予防方法:血液接触の回避、コンドームの使用
  3. 検査方法:血液検査(抗体検査)
  4. 治療方法:抗ウイルス薬
毛じらみ
  1. 主な症状:強い痒み、陰部に肉眼で見える卵や虫
  2. 予防方法:感染者との密接な接触を避ける
  3. 検査方法:視覚診断
  4. 治療方法:殺虫シャンプーやクリーム