監修者:三並正芳院長
最終更新日:2024/12/23
即日性病検査なら新宿ファストクリニック
【医師監修】
淋病の実態
~症状から治療まで徹底解説~
淋病とは、医学的には淋菌感染症と呼ばれ、多くの国ではクラミジア感染症の次に多い性感染症です。
淋病感染の原因
Neisseria gonorrhoeaeという菌の感染により引き起こされます。
粘膜(特に性器)への定着性に優れており、殆どが性交渉により人から人へ感染します。
また、 1回の性交渉による感染確率は約30%とされています。
淋病の主な症状
①淋菌性尿道炎
女性の場合無症状であることが多いですが、男性の場合は尿道にとどまり尿道炎を起こす場合が多いです。
感染後2~7日間の潜伏の後、40%~80%の方が排尿痛及び尿道分泌物が出現します。
それでも、最大60%の方は無症状と言われています。
分泌物が出現した場合、黄白色の膿性で多量に出ることが多いため、排尿後30分ほど経過すると外尿道口にて分泌物の確認ができることが多いです。
②淋菌性子宮頸管炎
感染初期は、粘液性・膿性の分泌物が子宮口付近に認められる場合がありますが、こちらも、症状が無いことが多いと言われています。
子宮頸管から炎症が管内性に移動し骨盤内炎症性疾患に繋がることがありますが、この場合、約50%の方が発熱や腰部疝痛による急性腹症を生じます。
骨盤内炎症性疾患(PID)とは...女性の子宮頸部、卵管、および卵巣など上部生殖器に感染する感染症のことです。
③淋菌性咽頭感染
淋菌は性器だけではなく咽頭(喉)にも感染します。
淋菌感染症患者の10~30%の方が咽頭からも淋菌が検出されますが、症状が乏しく自覚できないことが多いです。
④播種性淋菌感染症(DGI)
稀ですが、淋菌は全身に広がることがあります。
関節炎-皮膚炎症候群と呼ばれることもあり、患者は軽度の発熱、倦怠、移動性多発関節痛または多発性関節炎、嚢胞性皮膚病変を四肢末端に起こします。
Q&A
Q1 淋病は自然治癒しますか??
いいえ。適切な治療を行わない限り自然治癒することはありません。
Q2 喉に感染するとどうなりますか?
先述の通り、症状は分かりにくいことが多いですが、下記のような症状が有名です。
・のどの痛み(イガイガなど)
・のどの腫れ
症状が出たとしても風邪に似たような症状のために風邪と勘違いしてしまうケースもあります。
Q3 再感染しますか?
はい。淋病は免疫がないため、パートナーが治療しなかったり様々な要因で何度でも感染する可能性はあります。
パートナーとの検査、もしくは定期的な検査が推奨されます。
当日結果で安心の即日性病検査
新宿ファストクリニックでは、クラミジア、淋病、梅毒、HIVなどの性感染症に対応した検査と治療を提供しています。結果は最短70分で通知され、当日中にご安心いただけます。(※再検査・検査エラー時を除く)
診察の流れ
初診の方は、問診票の記入から始まり、医師による問診の後、必要な検査を行います。検査結果は迅速にお知らせし、必要に応じて即日治療が可能です。
対応している性感染症の種類
新宿ファストクリニックでは、以下の性感染症に対応しています。
- クラミジア感染症
- 淋病
- 梅毒
- HIV感染症(エイズ)
- 尖圭コンジローマ(HPV感染)...など
費用について
検査や治療の費用については、事前にご確認いただけるよう、料金を明示しています。料金に関する不安をなくし、安心して受診できるように心がけています。